ちょっと思い出したこと……昔の計画

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0407/27/news074.html
このフューチャーキッズという会社には2,3年前に訪ねたことがある。
あれは……確かLinux教育についての話をしていた頃だったと思う。ロージナ茶会の前身であるgrigoriMLで議論されていたものだっけ。
当時、私は小中学校での教育にLinuxを用いるようにしてはどうかという主張を持っていた。まあ別にLinuxじゃなくてもUNIX系列だったら何でも良かったんだが、最初からWindowsを与えるよりも、設定他をいじって覚えていくというUNIX系列のマシンを与えた方が、より情報処理の能力を持つことができるのではないかという考え方からだ。
まあそのプランは既に消え去ってしまったけれど。今ではLinuxWindows化が進んでいるしなぁ。今ならマックを小中学校にと主張するかもしれない(苦笑)


で、フューチャーキッズは子供にパソコン教育をしていると有名な会社だったんだっけ?そういうことで、後輩が知り合いだということから連れて行って貰ったんだった。
この会社のコンセプトは私の考えとは違い、PCをツールとして使いこなすことにあったように思う。そこでPCを扱っていた子供達は小学生だったけれど、ネットで情報を取得し、それをもとにパワポでプレゼン資料を作成し、プレゼンを行うということをやっていた。
レベルとしては……現在私は大学で1年生向けの情報処理授業のTAをやっているが、そこででてくるレベルのプレゼンくらいはできていたな。
正直、それくらいは子供でもできるんだなと思ってびっくりしたっけ。


ただ、それを小学生から教える必要があるかというと、そういうわけでもないような気がした。むしろ、PCの作り方とか構造とか、PCを動かすにはどうすればいいのかを試行錯誤させておいた方が、いいような気もしたんだよな。
DOS以前からPCをはじめた人って、PCの内部をいじるという発想をごく普通に行うけれど、Windows以降の人は、そういう傾向が少ないように思う。
でも、誰もが内部をいじることを考え、実行できるくらいの方がいいんじゃないか考えたりするから、LinuxとかUNIXとかではじめたら、と思うんだよね。
最終的に、私はそういうことする必要ないから、といってWindowsにうつるのは別に構わないと思うし。


……まー、最初からWindows使って、わかんないから人に聞くというタイプばかりの方が、トラブル解決のための職業が増えていいんかもしれんけど(笑)