上の続き

見ていて思ったことがある。これは日本にも流れて来つつあるものではないかということだ。
ニュースでは凶悪犯罪が多く流され、それから逃れるために監視カメラをつけ、子供達にさらに厳しい制約をかけようとする。それは結局恐怖を煽り、アメリカのように誰もが自衛しなければならないという方向に向かうだけではないだろうか。
もしくは完全警察国家への道か。すべてを監視し、その映像等を利用して、犯罪を抑止し、犯罪者を捕まえる。*1
マイノリティ・リポート」じゃないけれど、そういうことができるときが来るのかもしれない。あれは予知能力者だったが、それをコンピュータが代行することで。
それはビッグブラザーの到来なのだろうか。
同時に、色々な業界がそれぞれ作り上げていくリトルブラザーによる監視/管理も行われる。
ただ、一般市民にとってはそれは素晴らしい世界なのかもしれない。普通に生活している限り、安心して暮らせる社会になる可能性も高いのだから。すべてのビッグブラザーとリトルブラザーが公正に運用されていれば、という条件がつくが。

*1:当分はこんなこと無理だろう。そんな人的リソースも無いだろうし。当面狙えるとしたらカメラがあるということによる抑止効果だろうか?