醜悪なファシスト=戦争翼賛分子に怒りの鉄槌を!!by 革命的ドラえもん主義者同盟 骨川派 2001年12月27日 (木) 00時06分04秒

我々は革命的ドラえもん主義者同盟骨川派である。
我々同盟はこのような卑劣かつ醜悪なファシスト=戦争翼賛分子の企みに対して、階級的怒りを込めて断固たる鉄槌を振り降ろすものである。


そもそも同志藤子不二雄がこの世に残した大傑作「ドラえもん」とは、諸君らの妄想するような戦争犯罪の正当化と右翼賛美とは遠くかけ離れた、偉大なるプロレタリア芸術なのだ。それは作品の世界観、キャラクターの暗喩するものからも明々白々な確固たる事実と言える。それをねじ曲げる行為は全ての人民への敵対であり、我々はこれを打ち砕く。


ドラえもんに登場する主要キャラクターである「のび太」は間違いなく弾圧され搾取される労働者の姿そのものである。その敵対分子である権力の暴力装置、残忍で不条理な恐怖をまき散らす抑圧者を象徴するものが「ジャイアン」であり、その提灯持ちとして二枚舌を駆使し、コウモリのように態度を二転三転させては労働者階級の破壊を画策するプチブルジョア分子が「スネ夫」である。これ以外の解釈は一切存在しない。


この事実は「お前のものは俺のもの俺のものは俺のもの」というジャイアンによる台詞によって端的に証明されている。のび太から漫画やゲームを取りあげたりするのは、権力が労働者人民から不当かつ一方的に搾取する様そのものであるし、自らのマッチョ的名誉欲によってのび太を野球に強制動員し、何の利害もない隣町のチームと戦わせるエピソードは、かつての太平洋戦争におけるヒロヒトと軍部の犯罪的徴兵を想起させるものである。
ドラえもん」はこれら反動に対して未来社会=きたるべきコミューン共同体社会から訪れた人民の同志であり、反帝の戦いを支援すべく、人民に蜂起のための武器を与え、これを駆使して走狗と戦う
非力な労働者こそが「野比のび太」なのである。


もちろん「ジャイアン」「スネ夫」もまた、本来的には人民であることを忘れるわけにはいかない。
彼らもまた、戦後資本主義下の偽民主教育によって歪められた被害者なのだ。彼らの担任が、未だに体罰を実行しているファシスト教師であることからも伺い知れるだろう。


これら日常の抑圧から解放された、劇場板でのドラえもんでは、スネ夫ジャイアンも本来の労働者の良心を取り戻し、英雄的な連帯もって更なる敵とのたたかいをかちとっている。言うまでもないことだが、「のび太の宇宙開拓史」のモチーフは成田=三里塚闘争であるし、「のび太の宇宙小戦争」はパルチザンのたたかいを描くとともに「ピリカ(アイヌ語で「美しい」の意味)星」の名前からも示される通り、日帝からのアイヌ解放のたたかいのメタファーでもあるのだ。


このように、ドラえもんを極右の走狗であるかのごとくでっち上げる、無謀な謀略はとうに大破産しているのだ。我々同盟によって、諸君ら反動の欺瞞性とファシズム性は完全に暴露されたのだ。


しかしながら我々は諸君らのことを藤子プロに通報するようなことはしない。何故なら藤子プロもまた我々の永遠の同志であるドラえもんを引越し屋のイメージキャラに転落させるという恥ずべき愚挙に及び、その一方で著作権恐喝をもって本来的語り部であるファンのWebに対する卑劣な弾圧を行なっているからである。
我々同盟は諸君らの全く蒙昧な解釈をこの場で徹底的に糾弾し、せん滅粉砕するだろう。
そして全てのドラえもんが、現在の青ではなく、本来の色である「赤」に塗られる日まで連続的に決起する。


革命的ドラえもん主義者同盟 骨川派